スタイル解説|ペールエール(Pale Ale)とは?

スタイル解説|ペールエール(Pale Ale)とは?

  • スタイル名:ペールエール(Pale Ale)
  • 発祥地:イギリス
  • おすすめの飲み頃温度:10〜13℃



バランスが取れたクラフトビールの定番スタイル

ペールエールは、18世紀のイギリスで登場した比較的色の淡い(=ペール)ビール。

当時主流だった濃色タイプのビールとは一線を画す、明るい銅色の輝きが特徴です。

生まれた地として有名なのが、イングランド中部の町・バートン。

硬水(硫酸カルシウムが多い水質)がこのビールにぴったりだったことで、広く親しまれるようになりました。

フローラルさや柑橘のようなホップの香り、モルトの甘み、そしてほどよい苦味。

香り・甘み・苦みのバランスが取れた、まさにスタンダードな一杯です。

クラフトビール初心者にも、おすすめできる王道スタイルです。


これだけ知ればOK!ペールエール3つの特徴

  1. ホップの香りとモルトの甘みが絶妙バランス
    フローラル&シトラスの香りと、やさしい麦の風味がいい感じ。
  2. ややコクがありつつも飲みやすいミディアムボディ
    軽すぎず、重すぎず。ちょうどいい飲みごたえ。
  3. クラフトビールのスタンダード
    最初の一杯にぴったり。迷ったらペールエール!

ペールエールはこんな人におすすめ!

  • 初めてクラフトビールにチャレンジしたい人
  • 香りも味も、バランス重視な人
  • 軽すぎず、しっかり味わえるビールが好きな人


まとめ

数あるクラフトビールの中でも、香り・甘み・苦みのバランスが心地よいペールエール。

王道の美味しさが光る、バランスの良い一杯です。

飲み慣れたラガーとはまた違った、エールの奥深さを知る第一歩に。

何気ない一杯が、ちょっとした発見に変わるかもしれません。